ネット検索中に木製のジャグジー風呂のような露天風呂を発見。
またまた行ってみたくなりました。 即 5月の Walk the Boon 例会に決定。
土曜日出勤のAさんは終業後 車で現地集合,K川さんと嫁と私は11時に最寄の河内長野駅集合で決定。
難波から近鉄電車で約30分,河内長野駅には予定通り11時に到着。
河内長野駅の近くにはもう一つの温泉・
河内長野荘
があります。
石垣に囲まれた広い露天風呂が有名ですが,今回は行きません。
河内長野駅近鉄駅側東口専用停留所から無料送迎バスが出ているそうですが,
我々はひたすら歩きます。 駅前の観光案内所でいつもの通り地図を入手しました。
英語を併記したかなり立派な地図です。 担当の人に茶花の里までの道程を聞くと,
サアー だいぶありますよ,と呆れ顔ながら親切に教えてくれました。
やはり,ほとんどの人はバスで行くようです。
奥天野温泉行きでは道を聞くのに分かりにくいと思って
関西サイクルセンター
を目指して進みます。
茶花の里はその関西サイクルセンターの道路を隔てた反対側にあるはずです。
ルートとしては 170号線沿いを歩くクルマ道ルートと 民家の中を歩くバス路線ルートがありそうです。
市立文化会館の手前を曲がれば民家ルート,当然我々は 車が少ないだろう民家ルートを選びます。
一度曲がり道を間違えて南海高野線沿いを歩いていました。
道路工事の人に助けられて軌道修正。今度は右手に平行して,170号線を走る車群が見えます。
これでオッケーでしょう。
歩き始めて5分もしないうちに 嫁はんがダウン。 新しく買った運動靴が痛くなったと言い出した。
アーア,長い距離を歩くのに新品の靴で歩くとは・・・・この先どうなることやら?
と心配していると背負いのザックから履きなれた靴を取り出しています。
いつもの事ながら,うちの嫁はんには毎回ハラハラさせられます。
サ,気合を入れなおして出発。
道は平坦でほぼまっすぐ,車も少ない。 ルート選びとしては正解でした。
高架道路下を越えた頃にはほとんど車が通りませんでした。ここで全行程の3分の1位と思います。
この辺から田舎風の民家に変わります,また洪水時の注意事項の看板も見えてきます。
エッ,洪水?? 洪水の危険性がある地域なのか?
そういえば,後でできた団地・マンション?は
みんな高台に建てられています。
茶花の里 の先には 48 滝で有名な滝畑ダムと言うのがあるそうです。
そのダムの無い時代の看板なのか,それとも今でも危険な地域なのか?
幸い今日は雨は無い,念の為,歩くピッチを上げて危険地域から抜け出しましょう。 笑
高向(tako)小学校が,この路線バスルートの終点のようです。
道幅も狭くなり左カーブになってます。
ここで右手に平走していた170号線と合流します。
合流してみましたが,170号線は,とても立派な道路でした。
防音設備なのか今まで歩いて来た田舎の風景とはうって変って
異様な景色でした。
この立派な道路を暫く歩くと,
関西サイクルスポーツセンターと フルーツランドの看板が見えてきました。
でも茶花の里の名前はありません。
左カーブの先にトンネルが見えてきました。
天野山第一トンネルです。
214メートルのトンネルを無事抜けると T字型に道が分かれます。
左は天野山・金剛寺,右が我々の目的地のようです。
関西サイクルスポーツセンターまで 1.5 KMの表示でした。
この上が 天野山展望台 となっていますが,私有地だそうで中には入れませんでした。
ここでちょっと休憩します。 遅い足で 40 分くらい歩いたのでしょうか。
現地集合のAさんとは12時に入り口での待ち合わせなのでそんなに急ぎません
道路脇にあった墓石を造っている工場に居たワンちゃん達です。
それぞれの犬は各自の my car を持っています。(笑)
でも,みんな大きな犬なので,鎖につながれていないとコワイ。
おやつに食べた時の紙袋が風に流されて,犬小屋の方に飛んでいっても拾えませんでした。
人間が珍しいのか,我々の顔を見るとワンワン吠え出します。 早く退散しましょう。
急な坂道になりました。 途中が 南海バス・日野口のバス停になっていますが,
人気の無いところで,急な坂道の途中に作る意味あるんでしょうかネ。
後発のAさんから何回目かの携帯連絡が嫁はんに入っているようです。
間もなく到着するそうで,食事をせずに待っているとの事です。
いい時間帯です,我々ももうすぐ辿りつくでしょう。
うまくいけば,車で拾ってくれるかも・・・・
見晴らしの良い所を過ぎると
フルーツ村と金剛生駒霊園の看板が見えてきました。
よくみれば,金剛生駒霊園の看板の下に 奥天野温泉の文字も見えていたのですが
坂の途中の私には見えていません。
でも左手にはインターネットで見た山小屋風の建物が見えます。
多分,あれが茶花の里でしょう。
着きました・・・・・
奥天野温泉入り口です。
やっと,茶花の里 の文字が看板の横に見えたので,ここから中に入ります。
中に入ると,大きな霊園と駐車場が目に入ります。
一瞬,道を間違ったのかなと思い,入り口近くの事務所に確認したら
この先に温泉入り口があるとの事で,安心して道なりに山小屋風建物へ歩きます。
でもこれが,後で考えれば 事件の序章 でした。
右のショットがネットで見覚えのある 茶花の里 の入り口です。
玄関前は広く,カフェテラス風にテーブルと椅子が幾つも置いてあります。
但し,日陰になっているのでちょっと涼し過ぎるかも・・・・・
でも,坂道を登ってきた我々には丁度良い温度です。
玄関前に Aさんはまだ到着してません。
午前中,少し曇りだった空も 今は晴天になっています。
のども渇いたし,ビールでも飲みながら Aさんを待ちましょう。
その Aさんからまた携帯あり,喫茶店で待っているとの事。
嫁はんに中の喫茶店にいるかどうか見に行ってもらう。・・・・いない。
おかしいなぁ・・・でも,まあ 取りあえず 3人で カンパーイ
ふたくち目のビールを口に運ぼうとしたときです・・・・・
【コラーーッ,喫茶店で待っている 云うたやろ!!】
【許さんぞ,絶対許さんぞ,わしは怒ったぞーーー】
と遅れて来た Aさんが真っ赤な顔をして叫びながら近づいてきます。
???? 全くの ???? 状態です。
Aさんは今までに見たことの無いほどの怒り様。ビールもまずくなってしまいました。
Aさんの説明では,入り口すぐに喫茶店があるとの事,ここでずうーっと待っていたとの事。
入り口すぐの喫茶店??,そんなもんあるかいな!,と私。
そんなら見に行こか,オウオウ見せて貰おか,オウこっちや,こっちや・・・こんな険悪なやりとり。
二人で元来た道を戻ります。
コミュニティーホールの看板のある所から右に霊園の方へ戻ろうとすると
Aさんはそっちじゃないと言い出した。 我々はこっちの霊園から入ったと説明。
やっとお互いに納得しました。我々は別々の入り口から入っていました。
例の道路脇の看板の向こう側が正式の入り口で,そこから入ればに喫茶店があるそうです。
そうそう,ここのアーチ型のゲートもネットで紹介されていました。
そこは確かに,バスや車で来た人が必ず利用する入り口。
しかし,下から登って歩いて来た我々には,思いも付かない回り道に見えたのです。
カンカンに怒った Aさんは総てを水に流す訳にはいきませんが,
ビールでノドに流し込んで やっと怒りを静めてくれました。
入り口の看板のお陰で,
とんでもない再会になった
今回のWalk the Boon でした。
駐車場側に アーチ型のゲートと 問題の喫茶店が確かにありました。
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茶花の里
の良かったところ
露天風呂へは
かなり狭い脱衣場から
画像をクリックすれば入浴シーンです
いきなり,大きな露天風呂に繋がっています。
総てが木製です。 床も 壁も 円形の露天風呂も,
そして周囲の景色までも 全部木製です。ハハハ
まるで,山小屋のロッジのベランダに大きな風呂を取り付けたような,そんな雄大な気分になります。
まさか,風呂はヒノキではないでしょう, これだけ広くて大きいのですから・・・・
入浴シーン
シーン@,A をクリックすればちょっと危ないシーンが・・・
シーン@
シーンA
午前中が曇り空だったので人出がにぶったせいか 森林浴を十二分に楽しめました。
一方,内湯は
クリックしても今度は大丈夫。 笑
ぬるめと熱めの二つの浴槽がありますが,取り立てて特徴はありません。
こちらはさすがにタイル張りデシタ。
敢えて,難をいえば 洗い場が狭くて少ないくらいですが,さほど気にはなりません。
銭湯ではないのですから,せっかく身に染み込んだ温泉成分を一生懸命洗い流す必要はないでしょう。
風呂上り後は木目調のホールで食事ができます。
こちらも 露天風呂同様,100 % 木製で,湯上り後も木肌の感触をフルに味わえます。
広い窓の外には,河内長野市街が霊園の先に見えます。
霊園の先 と言うのがなんとも説明に困る情景ですが(笑い),
霊園にとってはいい宣伝になっています。
それさえ見えなければ,山小屋に宿泊している気分になれます。
座敷部屋が露天風呂の出入り口の近くにあり,本格的料理を楽しめるようになっていました。
【 茶花 】とは・・・
こんな説明文が玄関前の広場に掛かっていました。
【世に雑草はない】・・・いい言葉ですネ。
茶花の里 は茶室を中心に広がるカルチャー&リゾートスペースだそうです。
コミュニティーホール内には,温泉以外に,陶芸教室,
フリースペースの多目的部屋
が用意されています。
コミュニティーホール全体が木造なので,心和むひとときが過ごせそうです。
宿泊施設はありませんが, 道路の反対側には ユースホステルがあります。
茶室関係は 山全体に点在しています。 山といっても 15 分もあれば周回できるので,
お茶席に関心のない人も散策を兼ねてひと回りしてはどうでしょうか。
頂上付近では,向かいの関西サイクルセンターの喧騒が垣間見えます。
所々に現れる東屋で小休止しながら,お茶でも点てている自分を想像すれば,
きっと優雅な気分になれるでしょう。
以前は,小さな滝や,茶席用の湧き水の出る銘水があったそうですが,
残念ながら我々の訪問した時は冬枯れなのか,水が枯れていました。
茶花の里の 山の滝を求めて ふた回りもしてしまった我々も
水枯れ していることを教えてもらって いよいよ帰る決心をしました。
ハプニングの発端となった入り口すぐの喫茶店を横目に見ながら,
仲直りを兼ねてこれまたハプニングの元凶である看板の根元のマスコットの前で
記念写真を一枚・・・バシャッ・・・
お疲れ様でした〜 。
オワリ
2002 年 5 月 18 日(土曜日・晴れ)
バイバイ
さて,次はどこへ行きましょう?
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