兵庫県川辺郡猪名川町北田原字一本松 15
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大阪・梅田駅から阪急電車(宝塚線) → 川西能勢口駅・乗換え
能勢電車・川西能勢口駅 → 日生中央駅・下車 ここから徒歩 1 時間程
又は,バス・杉生線 → 屏風岩下車
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外来入浴料金 |
800 円
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天然活性石 =【ヘルストン石粉】
泉質の説明を見る
天然温泉ではありませんが,ホッコリ温まります・飲用不可
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| 天然温泉だったなら,最高なんですが・・・オシイ!
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この温泉の良かった所 ⇒
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体験日 : 2002 年 2 月 24 日(日曜日・やや曇り)
今回は珍しく夫婦で一泊旅行です。インターネットで見つけた
ToCoo で予約しました。
素泊まり・朝食付き・夕朝二食付き,それぞれの料金を,
明瞭会計で提供する旅館を紹介する サイトです。
予約もインターネットで半日で完了しました。お二人さま,夕朝二食付き 20,000 円でした。
でも私が予約する気になったのは,川をせき止めた風景にすっかり魅せられてしまったからでした。
川西能勢口駅から日生中央駅へは山下駅で乗り換えます。乗り換えずに居れば山空海温泉への最寄り駅・妙見口駅です。
山下駅の乗換えシステムにはヒヤッさせられました。
進行方向一番前の車両に座っていたら,運転手が居ないのに車掌さんがドアーを閉めてしまいました。
と思っていると電車は今来た道を逆戻りし始めています。エッ,何事が起こったのか?
しかも,今は,車掌さんがいないのに?・・・・・ 車庫行き?,それとも電車を間違えたのか?
パニック状態の頭でいろいろ考えていると停車・・・やれやれ,やっと間違いに気づいたか。
暫くすると,今度は運転手さんが我々の車両へ移動,そして再び逆方向に向かって出発進行。
そしてまた元の,山下駅ホームに着きました。 ドアーが再び開き,新たな乗客が乗り込んできます。
一体全体これはなんでしょう?
ポイント切り替えの為に,一度バックしているのでしょうかね。
周りの乗客があまりに平静なので,理由を確認する余裕はありませんでした。
兎に角,同じ駅に2度停まる不思議な電車です。
次の駅が終点・日生中央駅です。先ほどは平静だった乗客が今度はソワソワして後ろの車両に移ります。
駅に着くと 10 数人の乗客がいっせいに向かいの山下駅行きの電車に乗り込みます。
なんででしょう?。 乗り過ごしで,山下駅に戻るつもり? でもあの駅のシステムでは乗り過ごしは考えられないし・・・
間抜けな客の多い駅だなと思いながら階段を登って行くと,隣のホームのエスカレーターに乗る人が数人見えました。
終点駅の割には,この階段を登っているのは我々以外,ほんの数人です。エスカレーターの方が多いのでは?
ン?,なんか変な駅だなという感じがしました。
どうも気になるので,嫁さんのトイレ・タイムの間に,プラットホームに戻って見ました。
階段を降りた所に先ほどの電車が止まっています。変わった電車です。
ドアーが,丁度階段を降りた所で一ヶ所だけしか開いていません。
念のため階段の反対側も確かめてみました。
やはり同じでした。
冬場がとても寒いから,待合所代わりに,駅のサービスでそうしているのでしょう。
こんな看板もありました。
でも乗り込んだ客数の割には意外と少ない乗客。ますますもって不思議な駅。
スッキリした顔でトイレから出て来た嫁をワザワザ呼びつけて一緒に見学です。
出発時はこのドアーがどうなるか待つことにしました。約 15 分も・・・
その間に鉄道マニアのマネをして電車を撮影。
なぜか ワンマン と表示されています。
ワンマンバスは今日では当たり前ですが,ワンマンの電車なんて・・・冗談でしょう ?
でも,コレで 山下駅 での謎が解けました。
この区間はホントに運転手・兼車掌さん,一人だけの ワンマン電車 なのですネ
(実はこの時点では分かりませんでした,このページ作成中にハタと気がついた次第です。ヘヘヘ)
そうこうする内,次の電車の到着するアナウンスが聞こえて来ました。
次の瞬間,すべてのドアーが一斉に開きました,ハイ,反対側のドアーまですべて です。
電車が到着すると,我々が来た時と同じように,降りてきた客は全開されたドアーに突進です。
そして,アレレ,皆さん通り抜けて行きました。何処へ?・・・・・ あのエスカレーターにです。
大方の乗客が降りきった数秒後,エスカレーター側のドアーは閉まり,ホーム側のドアーも,2 箇所を残して
すべて閉じられました。そして何事もなかったかの様に,我々が降り立った時と同じ状態に戻りました。
その間,1分足らずでしょうか・・・・・まるでマジックの種を見ているような光景です。
お分かりですネ,電車がエスカレーターのあるプラットホーム側への渡し舟になっているのでした。
これでやっと納得できました。
15 分も待った甲斐があったと言うものです(笑い)
地元の人には,これで当たり前なのでしょうが,旅行者の我々にはとても面白い電車でした。
日生中央駅・駅前です。
新しくて,だだっ広いという感じがしました。
駅を出てすぐ左に 情報プラザのコーナーがあったので,
ここで観光マップを頂きました。
インターネット風にマウスを使って主な観光スポットを紹介するテレビもあります。
屏風岩も立派な観光スポットになっています。
ただ,マップは大胆な表現なので駅前スタート用としては使い難いものでした。
でもこれを頼りに駅から北西の方向へ向かうことにします。
とは云うものの今日は曇り空。太陽が出ていないので 東西南北が分かり難い。
この駅が終点だと気がついて,例の不思議な電車の戻る方向とは逆を目指して,スタートすることにしました。
その前にチョットだけ,情報プラザ前のビルで休憩。
そのビルの一階に地元のインターネットプロバイダーの体験コーナーを発見したからです。
お客さんもゼロだったので係員の方が丁寧に対応してくれました。
ジュースの自動販売機もあるし,休憩用テーブル・イスもあるし,
コーヒーの無料サーバーまであります。本格的なコーヒーサーバーで結構いい味でした。
これなら缶コーヒーを買うんじゃなかったと残念がる嫁。 ウンウン・・と私。
体験コーナーとしても休憩場所としても重宝しますね。今でもあるとイイね。
パソコンを忘れる為の小旅行なのに,その旅先でまたパソコンとは・・・困ったモンダ。
さて,マップによれば,第一の目標は猪名川町消防本部。道中,道幅も広いのですが,
交通量も多いのでハイキングには向いていません。
地元の農産物やお米を販売している場所があるので,そのせいもあるようです。
結局,消防本部は見つからないまま,次のポイント・県道川西篠山線との交差点に達しました。
(エーイ,役立たずのマップめ)前方には下着メーカーの赤い大きな看板が目立ちます。
こっちの方が旅行者には分かり易い。
左手には,インターネットでも紹介のあった讃岐そば屋さんがありました。
有名なのかどうかは知りませんが,ここのソバを食べそこねた投稿者の話を思い出しました。
我々も,空腹ではなかったので,同じく食べそこねてしまいました。でも気になるソバ屋さん。
次回チャレンジということにして,川西篠山線に入ります。
ん? 道幅はいっそう狭くなるし交通量はますます多くなる。
日曜の午後で,日帰りのドライバーが多いのでしょうか意外と混んでいました。
ワザワザここまで排気ガスを吸いに来たのかと悔やみ始める。
道の両側はタンボと山なので,農道でも脇道があればいいのになあ と思ったり。
それでも我慢してもう少し歩けば,やっとハイキングらしくなって来ました。
荷物が重いのか? ガンバッテ!!
猪名川渓谷ラインと銘打った
マス釣場が見えて来ました。
大勢の太公望が養殖マスを競い合っています。(モチロン・有料)
のどかな風景です
川幅も広くなり,清流に見えて来ました。
山側も岩肌が見えてきて,屏風岩が近い事を感じさせます。
ホントすぐソコです。
道中で拾った竹を手にした,これがわたしです。
ハイ,到着です。
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岩屋館の良かったところ
なんと言っても 旅館の窓から望む屏風岩と 猪名川を堰き止めて出来た滝のせせらぎですネ。
その名のとおり,見事な奇岩が屏風状に迫って見えます。
屏風岩の説明看板
すべての部屋が川に面しているので,どの部屋でも,あたりハズレはないと思います。
岩肌の模様が,手を合わせた仏像の横顔のように見えたり,
その隣の岩は,巨根のシンボルに見えたり,
人それぞれでしょうが,
いろいろ思いを巡らせていけば,なかなか飽きがきません。
高槻市にある 山水館 よりもスケールがデッカイでしょう?
猪名川を堰き止めて出来た滝の音も夜通し聞こえて風情を盛り立てます。
寝るときは襖を閉めるだけで,BGM代わりになり,睡眠を妨げません。
川底の岩が妙に白っぽいのですが,これが雪の様に見えて,いとおかし の風情があります。
夜になると,ライトアップされて,ますます幽玄の世界に引き込まれます。
偶然でしょうが,いいスナップが撮れていました。
肝心のお風呂は,残念ながら,天然温泉ではありませんが,雰囲気は充分味わえます。
天然活性石,【 ヘルストン石粉 】を使っているとの事で,効能など詳しくは分かりませんが,
沸かしただけの水とは確かに違います。 ジンワリと汗が出てきます。
内風呂は 熱めと 温めの 2つの浴槽に分かれています。
露天風呂はそれほど大きくありませんが,竹細工風(多分プラスチック製)のフェンスの向こうに
滝と屏風岩が見えるのが良いですネ。
夕食は名物・ぼたん鍋を頂きました。
特製の味噌仕立てで,仲居さんに作り方までご指導いただき,すっかり満腹になりました。
残念なのは,同じ2階にカラオケスナックがあり,日曜日で宿泊客が少なかったのか,
スナックから何度もお誘いがあったことでした。 風景を楽しみたい私は断ったのですが,
カラオケ大好き人間の嫁は,ノコノコと出かけて,深夜まで歌いほうけていました。
お陰で私はゆっくりと風情を楽しむことが出来ました。
別々に夜を楽しむとは,変な夫婦・・・? ほっといて!! どうもこの点では,趣味が合わない夫婦のようです。
スナックのママは,この宿の女将さんが兼任だそうで,60をはるかに越えているとお見受けしました。
朝飯の時,ご尊顔を拝見しましたが,お上品な顔立ちで,
このお年で,スナックのママをやるガッツに免じて,多少高かったカラオケ代も目をつむって払いました。
妻はスナックで人気者だったのでしょう,朝食の時にはすっかりお互いに顔見知り・・・
お陰様で,広いお部屋で,最上のもてなしをしていただきました。
でも,このカラオケスナックのお誘いさえなければ,ホント,田舎風の趣のある宿なので,
天然温泉でなくても ◎○ の評価をしたかったのですが, ◎に格下げです。残念・無念です。
川岸へは旅館のゲーム室から出て,散策する事ができます。 真近で見る滝は,なかなか迫力があります。
マガモが群れが滝を行き来していました。 どうしても捕まえたくなりますが,
敵も危険を察知してか,なかなか近づいてきません。
右奥にたわむれる数羽のカモが見えますかネ?
カモを諦め,代わりに寄ってきたダンナと ワン・ショット(笑い)
川下を写すとこんなカンジ・・・通ってきた橋が見えます。
それを反対から撮ると こんな感じ ⇒
どっちからとっても絵になる風景です。
屏風岩の説明の一節にあった,東光寺を訪問してみました。
手入れの行き届いた小奇麗なお寺さんです。
自然に心が洗われるような落ち着いた雰囲気のお寺さんでした。
この東光寺の前に小道があり,屏風岩の頂上から旅館が望めます。
高所恐怖症でない方はチャレンジしてみれば・・・・
運が良ければ,女風呂が覗けるかも・・・・かなりの絶壁でした。
運が悪ければ,落下事故になるかも・・・・どうか,自己責任で処理願います。
帰りは駅まで,路線バスを使ってしまいました。1時間に1本ぐらいしか走りませんが,
どうもハイキングコースには向かないようで横着させてもらいました。
別にハイキングルートもありますが,今日はこのくらいにして駅へ戻ります。
ほんの15分くらいで駅に着いてしまいました。
来る時は 1 時間近く掛かって,チンタラ・チンタラ 歩いて来た同じ道を・・・です。
駅でまた,インターネット体験コーナーへ行ってしまいました。
今度は,純粋に <コーヒー> を飲むために・・・スイマセンでした,プロバイダーさん。m(_)m
おまけ : 京橋駅で撮れた写真
薄昏時のショットの撮り方も少しは上手くなりました・・かネ?。
オワリ
オワリ 2002 年 2 月 24 日(日曜日・やや曇り)
バイバイ
さて,次はどこへ行きましょう?
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