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城泉閣の周辺
城泉閣は先にも書いたとおり 鴻の湯 の隣にある旅館です。
すぐ横に人気の外湯があるのはとても便利です。
泊まった部屋の見晴らしが良かったのもラッキーでした。
何号室・何の間かは公表したくないのですがが,兎に角,広い間取りの部屋の窓からは,
その 鴻の湯 の入り口が見えるので,混み具合も分かるというものです。
駅からは一番遠い割には,浴衣姿の観光客も結構訪れて,
カラン・コロ〜ンと ゲタでパーカッション音楽を奏でてくれます。
また, 鴻の湯 専用の駐車場がある為か,車で来る人にも人気があるようです。
ここから,駅前の さとの湯 まで約15分というところですか。
多くの観光客が駅前の外湯からスタートするのなら,
逆回りの 鴻の湯 からスタートすれば意外と混んでないかも・・・
道路の向かいは大師山へのロープウェイ乗り場です。
その中間駅には 温泉寺 があります。
道路脇には元湯の噴出す場所があり,無料の足湯を楽しむことができます。
温度調節が難しいのか,丁度いい温度の時と アッチチの温度の時があります。
そこでは温泉タマゴを自分で作ることもできます。
タイマー用の大きな時計を見ながら,温泉タマゴの出来上がりを待つのは結構楽しいですよ。
そこから少し奥へ入ると,薬師堂があります。西国薬師第二十九番と書いてあります。
入り口の門までの途中には,城崎名物のゲタを供養する場所がありました。
使い古したゲタを供養するとはさすが城崎温泉ならではですね。
境内には,駅前,一の湯の前に次ぐ,3番目の湯飲場がありますが,
意外と知られていない穴場のようです。 ゆっくり頂けました。
三方を山に囲まれた城泉閣は,駅から遠い割には,便利のいい立地条件を満たしています。
城泉閣のポリシー
不要部分を徹底的に省いて,格安料金を提供する城泉閣さんの新経営方針は
我々のように,七湯巡りだけが目的の利用者にとってうれしい限りです。
格安料金の宿といっても,政府登録国際観光旅館ですからロビーから客室まで立派な設備でした。
私の泊まった和室では,布団の上げ下げは自分でやります。セルフサービスというより自分の家と同じです。
その代わり,女中さんが出入りすることはないので,プライバシーが守られる。これも自分の家と同じです。
夕食時や朝晩のフトン上げ下ろしの度に現れる女中さんに対して,チップの心配や気遣いはいりません。
伝統的な客室サービスと,どっちがいいのか,意見が分かれるでしょうが,私は今のシステムで満足です。
全く自宅に居る気分で せっせと外湯巡りをさせてもらいました。
夕食・朝食は大広間でいただきます。
メニューはシーズンにより 3つのコースから選択できます,
ま,自室で食するのではないので,適度なお上品さは必要ですが,これは仕方がないでしょう。笑
カニのシーズンではなかったのですが,カニ料理もあり,料理内容としては十分堪能できました。
敢えていえば,ゴハンがチョット私の口に合わなかった。メシは自宅のが一番と云う事でしょうか?
モーニング・コーヒー
城泉閣さんの作ってくれる モーニング・コーヒーはとっても美味しかったです。
挽きたての豆で出発前の早朝から,これも格安で,ロビーに用意してくれてます。
朝食の日本食とは一味違うモーニング・コーヒーをいただくのは,幸せの一時です。
オニギリ
夜食用オニギリも城泉閣さんで作ってくれます。 我々は注文しませんでしたが,
素泊まりの客には好評だそうで,別の旅行記サイトに書いてあったのを思い出します。
夜食と云えば・・・屋台ラーメン
夜 11時頃,下駄の音も途絶え人通りも無くなった頃,屋台ラーメンの車が通ります。
夕食で満腹になっても,また,お風呂に入ると結構お腹がすくものですネ。
そんな時間帯にラーメン屋が通るので,思わず外へ飛び出してしまいます。(^^)
七湯巡り無料券
これは城泉閣さんに限らずほとんどの旅館がやっているようですが,宿泊客にとっては大助かりですネ。
500円の各入浴料(さとの湯のみ800円)が,ユカタと丹前を着ていれば無料になるのですから。
机上計算では 500 x 6 + 800 = 3800円分 の丹前なのですが,一日では全部入れませんヨ。
しかし,下足番の人が,ユカタと丹前を見て,旅館名を告げながら,ゲタを出し入れしてくれるので,
まるで,大物落語家か,常連さんになった気分にさせてくれます。ホント・(^0^)
さて,次はその七湯巡りを始めてみましょうか
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城 崎 七 湯 巡り 編
【引用文】
1400年余の歴史をもつ城崎温泉の外湯はそれぞれが守護脇神を持ち,
温泉を神の恵みとした敬虔な信仰心は湯浴みの旅情として親しまれています。
【旅館共同組合のパンフレットより】
その説明書きが各外湯の入り口に立掛けてあるので,それを一読して入るのも楽しみの一つです。
七つの外湯はそれぞれ露天風呂などを設けて,特徴付けをしているようです。
また,意外と見落としているのが,文学碑。各観光スポットには歌を詠んだ石碑が点在しています。
当然,七つの外湯にもその石碑が置いてあります。文学生になったつもりで訪ねてみましょう。
その特徴・印象を,【鴻の湯】から【城崎駅】方向へ歩きながら,記して見ましょう。
【鴻の湯】 しあわせを招く湯。夫婦円満・不老長寿
けがをしたコウノトリにより発見されたといわれる城崎温泉発祥の湯。
庭園風の露天・岩風呂が印象的です。
唯一,駐車場のある外湯なので人気があります。
この左隣に 宿泊した城泉閣があります。
【文学碑】菅沼 奇淵
【まんだら湯】 一生一願の湯。商売繁盛・五穀豊穣
道智上人の曼荼羅一千日祈願によって湧き出た湯。
小さいけども 木製・露天の桶風呂が印象的です。
【文学碑】吉井 勇
【御所湯】 美人の湯。火伏防災・良縁成就
後堀河天皇の皇姉・安嘉門院が入湯された湯
浴槽の傍に ミスト(霧蒸気)・サウナがありました。
温泉サウナと説明してあります。ゆったりした気分で入れたのが印象的。
【文学碑】西坊 千影
【一の湯】 開運招福の湯。合格祈願・交通安全
江戸中期,温泉医学者・香川修徳が天下一の湯と推奨した湯。
温泉街のど真ん中・王橋のたもとにあるので一番目立つ外湯。
城崎温泉の顔でしょう。洞窟風呂がありました。別のサイトでは ぬるすぎる
とのコメントがありましたが,野趣溢れる設定で,結構楽しめます。
家族風呂もあるので人気の外湯。出口の向かい側には湯飲場があります。
【文学碑】与謝野 寛・与謝野晶子
⇒ チョット 寄り道 ⇒
【一の湯】の向かい側にある湯飲場。便通が良くなるからと嫁にも何回も飲ませました。
効果の程は?・・・・・>あったようです。笑
【柳湯】 子授けの湯 子授安産
中国の名勝西湖から移植した柳の木の下から沸きだした湯
超音波風呂と銘打ってますが,よく分かりませんでした。
【一の湯】のすぐ近くなので,そちらに人気を取られているのか,地味な外湯。
その分,混んでないのが特徴になるのかな? 従来の銭湯という感じ。
【文学碑】富田 砕花
【地蔵湯】 衆生救いの湯。家内安全・水子供養
源泉から地蔵噂が出たことにより名付けられた湯。
駅前からスタートすると,地蔵湯橋の向こうに最初に見える外湯。
一見ホテルのようで,玄武洞の岩をイメージした六角形の窓が印象的。
外観同様,大浴場も現代風でかなり広いです。
御所湯とは対称的に 庶民が利用した銭湯 だったそうです。
ジェット湯とうたせ湯が特徴。こちらにも家族風呂があります。
2階の畳の休息場も印象的。 【文学碑】白鳥 省吾
【さとの湯】 ふれあいの湯。自然回帰
平成7年7月7日にオープンさせた城崎温泉念願の7つ目の外湯。
屋上の露天・岩風呂と変ったところではペンギン部屋氷部屋が印象に残りました。
【「七湯七旅」七湯めぐりを7度することにより、四十九回の信仰を得、
生涯しじゅう苦難をまぬがれ、且つ七福を授くとされています。】
のキャッチフレーズの完成です。
【文学碑】島崎 藤村・これだけが駅前にあります。
リンクページ ⇒
これは珍しい,工事中の 【さとの湯】の写真
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散 策 編・大師山ハイキング
【一の湯】から【御所湯】へ向かう道路からロープウェイが見えます。
Walk the Boonのテーマつくりの為には,
やはり登らざるを得ないでしょう。
山頂駅は大師山だそうで,ふもとの薬師堂が
ハイキングコースのスタート地点になります。
10:00のチェックアウト後,城泉閣さんに荷物を預かってもらい,
軽装でハイキングを始めました。
まずは 薬師堂の参道入り口になる 赤い薬師橋を渡ります。
薬師堂からは温泉寺への参道になっており,石畳の階段が続きます,が,これが結構キツイです。
その途中で見つけた 竹の子?
子と呼ぶには余りにも大きい五月の竹の子です。こんなのが頂上に着くまでに10本近く見つかりました。
30分も登れば温泉寺へ到着です。
ここはロープウェイの中間駅になっているので,
ものの数分で着く人もいるのですが・・。
ほとんどの人は山頂駅・大師山まで行くようです。
近くに釣鐘がありました。
犬鳴山以来の鐘つきでした。
頂上へ向かう人達へのサービスに何度も鐘を叩いてあげました。
この釣鐘の奥には
城崎町営の美術館なるものがあります。
中には入りませんでしたが,綺麗に整備された庭園に見とれてしまいました。
ここから円山川と温泉街のはずれが望めます。
その手前には
大きな杉の木の奥に 多宝塔が静かに建てられています。
なかなかいい雰囲気でしたよ。
温泉に来たのなら御本尊の温泉寺を表敬訪問しなければ・・・・ネ
温泉寺の御利益は分かりませんでしたが,
その瓦屋根の造形美に心を奪われてしまいました。
光の具合によって,
さまざまに変化する瓦屋根,
うまく写っているでしょうか?
温泉寺からのハイキングコースは本格的な道になります。
多宝塔の横から始まります。
息も途切れ気味になる時には,ウグイスやいろんな鳥たちが,励ましのさえずりを奏でてくれました。
時折,釣鐘の音が聞こえてきます。
私と同じような人がどこでもいるものですネ。
山頂手前の最後の坂道です。
結構,キツイでしょう。
フーーーーー。
登り詰めたところに【自然歩道大師山ハイキングコース案内図】の看板がありました。
大師山・山頂まで約 0.1 キロ・・・・ほぼ着きました。
この最後の100メーターは完全な坂道でした。ジグザグ歩行でやっと辿りつきました。
そこはロープウェイの頂上駅。ほとんどの人は涼しげな顔をして景観を楽しんでいました。
我々夫婦はコーヒーで一休みです。我々のようなハイキング姿の人はいません。
次の便で下山する人が殆どでした。何か寂しいすれ違いみたいなものを感じます。
頂上の展望台からのショットです。8倍ズームの我がデジカメで捕らえた鴻の湯 と 温泉街です。
皆さん,お気づきですか,城崎の温泉街が J の文字状に並んでいるのが・・・・・・
【円山川】が横の一,右止まりに【さとの湯】と【城崎駅】があり,
【地蔵湯】に始まる真中の線が 【まんだら湯】の辺からカーブして,【鴻の湯】で止まれば
J ですネ。
私は 城崎を J の町・城崎 と呼ぶことにしました。
それがどうした??・・・それだけのこと。 ハハハ。
ハイキングコースの案内図によれば,このまま行くと さとの湯の近くへ降りるようです。
子供遊園地を抜けてハイキングを続けます。
ここからは完全に観光客は途絶えて,通常のハイキングが楽しめます。
途中に,和合の樹 というのがありました。
コース案内図を読んだときは意味不明でしたが,目の前にして,納得。
御覧の通り
2種類の樹が和合しております。
見る角度によれば,多少卑猥な図にもなります。笑
丁度,コースの中間地点ぐらいにあたり,カップル向けルートのスポットになっているようです。
二人が,この樹のように仲良くなれば・・・という事のようです。
コースも綺麗に整備されていました。
例えば,数100メートルおきぐらいに番号の付いた目印の杭が打ってあるので
初心者でも道に迷うことなく麓に下りることができます。
ただ,12番と13番あたりから番号が逆になっていたり,欠番があったり・・・・
どこにでも,心ないイタズラをする人はいるもので,困ったものです。
まあ,杭が無くても脇道があるわけでもないので道なりに歩けば大丈夫です。
また,道端には数100もの 石仏・お地蔵さんが並んでいます。
中には,首のない石仏なんかが置いてあり,ドキッとしますが
我々ハイカーの安全祈願と道案内をしてくれているのでしょう。
いろんな表情を眺めながら歩くのも楽しみの一つです。
和合の木の次には,東屋というか宿坊というのか,寂れたお寺が現れました。
訪れる人が少ない為か,手入れは殆どされていない状態でした。
それでも,庭園には昔の面影を思わすような優雅な造りになっていました。
ハイカーにとっては休息地として,ピッタリなのですが,整備されていないのが残念です。
ところどころにハイカー用に杖が置いてあります。
急な坂道もあったので,これは便利と嫁と私は喜んでふもとまで拝借しました。
距離的にはもうすぐ麓のはずです。
そのときです, グキッ !! あいたたた・・・・・・
わたくし,足をねんざしてしまいました。
山は登るときより,下る時に事故が多いというのは本当ですネ。
幸い軽症で,10分も休んでいれば歩けるようになりました。
それで,やっとこさ麓の登山口まで降りてこれました。
無理して笑っていますが,痛かったです。 ハイ。
この登り口は 城崎町文芸館 の近くにありますが,意外と,目立たないので
まさかロープウェイの頂上にいけるとは,地元の人以外,誰も思わないでしょう。
初級者のハイキングコースの穴場と言えるでしょう。
この後の予定は,駅前の旅館案内所で自転車を借りて玄武洞までサイクリング
の予定でしたが,残念,足を引きずりながら旅館へ戻りました。
旅館では朝の10時に,荷物を預けたまま,なかなか戻ってこないので
心配し始めている時でした。 かれこれ 4時間ぐらい遊び呆けていたようです。
大師山からハイキングをしてきたと説明するとえらく感心されました。
旅館の人でも知らなかったルートのようです。
【そういえば,時折,ハイキング姿の客が来るのはそのルートのハイカーでしょうか?】
と逆に質問されたくらいです。
心配をお掛けした城泉閣さんに別れを告げ,再び七湯の前を通り城崎駅へ着きました。
アーア,明日でゴールデンウィークも終りか・・・・・・・と思いながら。
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オワリ
宿泊日 : 2002 年 5 月 5 日〜 6 日
バイバイ
さて,次はどこへ行きましょう?
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