訪問日 2002/08/03
今回はいつもと逆に嫁さんに誘われて,このスーパー銭湯にやってきました。
以前から口コミでは広がった有名な銭湯とは聞いていましたが,なかなか行く機会がありませんでした。
どこからこの銭湯の事を聞きつけたのか,うちの嫁さん,すでに何回も先行入浴をしてたようです。
御殿山駅から数分なので,Walking に値しない距離なので,樟葉駅から二駅歩いて到着しました。
ハイ,暑い夏の盛りでした。Walk That Boon を実践するのもなかなか大変です。
御殿山駅からは改札口を出て旧国道を北の方へ500メートルも歩けば
専用駐車場の隣りに
こんな建物が見えます。
入り口の右手には岩風呂をイメージしたように大きな岩が
デーンと置いてあります。
では,中へ入ります。
中へ入って,ちょっと驚きました。
と云うのは館内のつくりが今まで訪問してきたスーパー銭湯にそっくりなのです。
すべてがどこか見覚えのある気がするのです。
そういえば,
玄関脇の岩の配置は京都の【仁左衛門の湯】,
レトロな囲炉裏は高槻の 【山水館】,
明るい店内は京都伏見の 【力の湯】などなど
ここの銭湯が他のスーパー銭湯のアイデアをパチった(無断でとった)のでしょうか?
イエイエそうとは思えません。最近のスーパー銭湯ブーム以前から,ここ渚の湯はあったのですから・・・・・・
詳しい営業開始年度を【渚の湯】さんに確認した訳ではありませんが,
私には,スーパー銭湯の原型を見るようで,
過去に訪れたスーパー銭湯のイメージをダブらせながら浴室へと向かいます。
【渚の湯】
の良かったところ
脱衣場から浴槽へは階段を上って行きます。
この階段を上って行くのが面倒だという意見もありますが,この階段にある仕掛けがしてあります。
階段全体にお湯が流れているので,登って行く内に足が洗われる事になり,
湯気の効果で多少は体が温められるようです。
冬場には裸でも,急に冷気に当たらないように,という配慮でしょうか。それならニクイ配慮です。
お年よりには,ちょっと大変かも知れませんが,これも健康の為と思って登りましょう。
階段をうまく利用した【足の掛け湯】とは,良いアイデアだと思うし,
足臭い私も安心して入浴できます。気に入りました。
階段を登りきると,銭湯のイメージとは全然違う空間になります。
何故かヨーロッパ風の宮殿の中に入り込んだような感じになるのです。
高い天井と白を基調とした配色だからでしょうか。
どこかの国の王侯貴族になった気分で,かかり湯を浴びる事が出来ます。この感じがいいですね。
かかり湯の横にはジャグジー風呂があります。ここからスタートするのが一般的のようです。
そこから歩き湯を通って,ジェットバス,寝湯,うたせ湯,スチームサウナ,シャワー室,
そして,つぼ湯みたいな冷泉があります。いや,失礼,正しくは水風呂でした。
この水風呂,私には結構お気に入りの浴槽です。冷た過ぎず,ほぼ体温に近い温度設定です。
この中で,壺を独り占めにして,ボーと時を過ごすのが一番いいですね。
最初に行ったときは,つぼ湯として使われていましたが,
後日行った時はかかり湯として使うような表示になってました。早く壺湯に戻して欲しいものです。
これだけ多様な浴槽があるのに,天然温泉でないのがホントに残念です。
温泉気分を味わいたいなら露天の薬草風呂に入りましょう。
景色といっても空以外何も見えませんが,まあまあいい雰囲気です。
日替わりでいろんな薬草湯が楽しめるようです。
露天の横には確か電気風呂がありました。露天の電気風呂というのはどうですか。
私は電気風呂苦手ですが・・・・・
そんな人は,うたせ湯室に入りましょう。
ガラス戸で仕切られているので他人の迷惑を心配せずにダダダッダーとマッサージできます。
それから,逆の順番でジャグジー風呂へ・・・・・そんなこんなで数10分がアッと言う間に過ぎてしまいます。
リッチな気分を味わいたい人はロイヤルゾーンへどうぞ。
混雑を嫌う人にはピッタリ。少人数制の空間で,サウナ,ジャグジー風呂が楽しめます。
とは云ってもサウナ好きでない私としてはあまりお薦めではありません。
温浴効果を楽しむのに通常料金で充分でした。
風呂上りは定番の生ビールで。
最近のスーパー銭湯のような派手さは全くなくて,逆に,ほんとに庶民的な湯上り風景です。
セルフサービスは他店と同じですが,マイクでの呼び出しもなく,湯上り後ものんびり出来ます。
このノンビリ感は最近のスーパー銭湯とは違うのも事実です。
さて,あなたの感性に合うのはどのタイプのお風呂か???
訪問日 2002/08/03
オワリ バイバイ
さて,次はどこへ行きましょう?
Walk The Boon の スタートページへ戻る
この前は 大阪高石市・浜寺天然温泉【羽衣天女の湯】
この次は 大阪市住之江区・くつろぎの郷【湯楽】
[PR]動画