訪問日 2002/04/13
子午線の町【明石】私の第二のふるさとです。
九州生まれの私が明石に来たのは10歳の時でした。その明石は私にとって大都会でした。
今回の Walk the Boon はいきなり, その子午線の町,明石からスタートします。
明石は,子午線の町のほかに,たこ焼き,【明石焼き】でも有名なところです。
大阪名物・タコ焼きはソースを塗って食べますが,明石のたこ焼きは だし汁に漬けて食べます。
丁度,てんぷらを食べる時の要領です。 そんなお上品さが,女の子にも受けるのかな。
そんな たこ焼き屋さんは駅の構内にも,その周辺の商店街にも,アチコチにあります。
その中で一番有名なのは,フェリー乗り場の手前にある小汚い(失礼)たこ焼き屋さんです。
明石駅からまっすぐ南へ,新鮮魚市場【魚の棚】を右手に見送って,海の方へ向かってください。
【玉子焼・本家・きむらや】
の屋号が見えるはずです。
お姉さんかオバチャン(マタマタ失礼)かが,オハシだけを使って器用に焼き上げていきます。
このお店では,明石焼きと呼ばず,ガンコに【玉子焼】と呼んでいます。
もう,かれこれ親子三代目位になるはずです。
この時は,三代目夫婦らしき二人が焼いていました。一度お試しあれ。
たこ焼きで明石名物を堪能したら,いよいよ
【たこフェリー】
に乗りましょうか。
【松帆の郷】温泉に入るのなら,絶対お得な
【たこで湯ったり温泉きっぷ】を買うべきです。
往復乗船券と入浴券がセットになったきっぷで,
通常価格1,340円のところ380円もお得な大人960円で発売されています。
約20分の船旅ですが,明石大橋の下をくぐりぬける航路なので,十分満喫できます。
下から見上げる明石大橋はなかなか迫力がありました。
客室内もかなり立派なものですが,大橋の方に気を取られているうちに,アッという間に着いてしまいます。
岩屋港からは,再度,明石大橋へ戻る方向の道を歩きます。歩かない人は近くのバス停を探して下さい。
洲本の方へ向かう右回り道路に比べ,この左回りの道は,比較的空いているので,安全に歩けるでしょう。
15分も歩けば,大橋の下に出ます。【道の駅あわじ】です。広い芝生の公園になってます。
圧巻はやはり大橋のたもとの,ひたすら大きな基礎です。
手前の子供と比較すれば大きさも想像できるでしょう。
ここでお土産を買うのも良し,大橋のケーブルの見本を触るのも良し,端の釣り場で海釣するも良し,
はたまた,万葉集時代の歌を愛でるのも良し,です。
こぬ人を 松帆の浦の夕凪に 焼くや藻塩の 身も焦れつつ
百人一首の選者・藤原定家。
和歌に興味ない人も,どこかで聞いたことあるでしょう?
松帆の浦で愛する人を待ち焦がれ,
夕なぎに焼く藻塩(もしお)のように
身もこがれるほどに恋い慕い続けている,
といった情景だそうです。
万葉時代,松帆の浦では
塩田による製塩が行われる以前の製塩方法
【藻塩(もしお)焼き】が行われていたそうです。
その松帆の浦を目指して先へ歩を進めましょう。 暫く歩くと 小川の手前に
小さな可愛いバス停があります。
大谷川バス停 と書いてありました。
温泉の看板も見えました。
ちょっと目立たないので,車で来る人は見過ごすかも・・・
このバス停の山側に即・温泉マークの看板がありました。
エッ,温泉宿? これが【松帆の郷】?
と思わないで下さい。笑。 清風荘 と云う旅館でした。温泉マークもついていますが,
営業しているかどうか,よく分かりませんでした。
清風荘を左手に見過ごして,急な坂道を登りながら,時折りは海を振り返りながら,登り詰めていくと,
見えました,着きました・・・
【松帆の郷】です。
高台にある温泉施設なので,とっても見晴らしがいいでしょう?
遠く,舞子,明石,須磨,神戸,和歌の名勝地が対岸に見えます。
また,逆に,舞子,明石,須磨から望むこの淡路の北端地区は
岩屋をはじめとして万葉歌人の注目の地でした。
藤原定家の和歌以降,【待つ】という枕歌になった【松帆の浦】もこの下の海岸一帯のことです。
玄関を入ると,左にレストラン,正面にお土産物産店が目立ちます。
土日はあいも変らず入浴後のお客さんでごった返しています。
浴場ヘは右手にある履物入れロッカーと畳のお座敷を通って行きます。
上の写真では,右側の茶色の傾斜のある屋根も部分です。
その真中の白の一画で男女に分かれているのが想像できるでしょう。ハイ,混浴ではありませんでした。笑。
というのも,別の観光地図で温浴施設とあるのを混浴施設と読み違えたからです。
浴室は,洋風・和風と銘打って,それぞれ,サウナ,大浴場,露天風呂がメインになっています。
洗い場も混んでる割には十分のスペースを確保してました。
でも,ここでの楽しみは,なんといっても,露天風呂から眺める明石大橋でしょう。
青い空の下,青い明石海峡を航行するフェリーボート,外航船,タンカーなどをまたぐように,
舞子駅からこっちに歩を進める大型の
白い恐竜??
最近の恐竜ブームでその巨体構造の説明によく引き合いに出される明石海峡大橋。
そういえば,(岩屋港側の緑を食事中の),頭を隠している恐竜のようにも見えます。
行き交う車や船をを見ながらボーーっとするのもいいでしょう。
殆どの人がそうしています。いろんな想像をしながらリラックスしているのでしょう。
ちなみに,大橋側からはなかなか覗きにくい造りになっているので安心して裸天国を楽しんでください。
淡路島ヘ向かうときは対向車と仕切りが邪魔してくれますから。
別の日に大橋を渡りましたが,高速の為覗き見る程の余裕はありませんでした。
入浴後は,畳のお座敷で休息できます。但し,オール禁煙なので私は行きません,というより行けません。
履物入れロッカーの横に
ドリンク販売のコーナーがあります。
生ビール・淡路の地ビールと軽食が楽しめます。
純朴な口調の人が販売員でしたので,ほのぼのとした気分になりました。
2回訪問しましたが,どちらも純朴な人でした。いつまでもそんな人を置いておいてほしいですね。
喫煙者用には,ドリンク販売コーナーの前に4〜5人分の席が用意されています。
こんな感じの
スペースです。
段々,喫煙者には試練の時代になってきましたね。 トホホ
お腹がペコペコの人はレストランで食事ができます。安くも高くもないという感じでした。
今回は,鯛茶漬け800円也をいただきました。 風呂上りのビール3杯目の後でうまかったです。
レストランの窓からも明石大橋が見えますが,いっそのこと,館外の広場へ出た方がいいでしょう。
時間に余裕のある人は,日没前後に入浴すればお得です。明石大橋が,日没後にライトアップされるからです。
昼間の大橋とはまた違った姿が楽しめます。
そんな模様を伝えたいのですが・・・・
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で も
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での浴室内の撮影は事実上不可能です。
余りに沢山の人々が無防備状態だからです。(^^)
したがって,入り口とかロビー・ホールぐらいしか撮影できません。
そんなのでよければ
松帆の郷・写真館
を覗いて見ますか?。
こうやって,8時過ぎまで夜景を楽しんだ後,岩屋行き最終バスの2本前に乗って
また岩屋港から,明石港を目指して,たこフェリーに乗りました。
明日は日曜日。 今夜はまたS成さんのマンションに泊まろうかな・・・・・
・ へ続く
訪問日 2002/04/13 オワリ バイバイ
さて,次はどこへ行きましょう?
【仁左衛門の湯】京都・桂
【対鴎舘】兵庫県赤穂市
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