| Walk That Boon って なに?
ちょっと歩いて,ザッブーン! と温泉に浸かる
だから, Walk That Boon
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赤穂温泉・対鴎舘
の訪問日記です
赤穂温泉・対鴎舘
TEL : 0791-42-2681
〒 678-0215
兵庫県赤穂市御崎2-4
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訪問日 : 2002 年 4 月 14 日(日曜日・晴れ)
S成さんのマンションから西にある日帰り有名温泉なら赤穂温泉。
オーナーのS成さんは,今日は約束があるとの事で同行しない。
よし,久し振りに夫婦だけの Walk the Booon in 赤穂温泉。
赤穂簡保保養センターが安くて良いとの記事があったので行ってみることに・・・・
JR大久保駅から姫路へ向かう。
皆さん,姫路駅名物の駅ソバを食べてた事あります?
九州育ちの私には,夜行列車の一時停車の時などに,行列に並んで食べた思い出があります。
久し振りに食べてみましたが,味は変わっていなかったように思います。
変わってしまったのは姫路駅でした。新幹線も止まるので,妙に小奇麗になってしまいました。
昔は,ホームに夜行列車の乗客用でしょう,洗面場があり,中には歯磨きをしている人もいました。
もっと変わってしまったのは播州赤穂駅です。 すごく綺麗な駅舎になっていました。
何十年ぶりになるのかな,赤穂駅は?
改札を出てすぐ隣に観光情報センターがあります。
ここでいつもの通り,マップを入手して出発です。
赤穂温泉もデカデカと宣伝されています。
でも,赤穂といえばやはり,赤穂義士。 まずは 赤穂城跡にいかないとバチがあたるでしょう。
駅前には 47士の人形が出迎えてくれます。 いやでも行かざるを得ないでしょう。
駅前から赤穂城跡まではほぼ一直線に綺麗に
舗装された道路と
江戸時代風の家並が続きます。
ピーヒャラ・ピーヒャラ・ドンドンドン,先の方でなにやら,祭りの音が聞こえて来ました。
子供達の獅子舞を
やっていました。
チャンバラには興味のない嫁でも獅子舞は珍しかったようで,
なかなか動きません。 温泉に来たのか観光に来たのか・・・まあ急ぐ旅でもなし,ごゆっくり。
赤穂城大手門 ⇒
赤穂城と言えばここからのショットですネ。
観光バスが出入りするたびに橋の前で義士の羽織を着て記念写真を撮っていきます。
ガイド役の地元のおじさんがダミ声で赤穂義士の話から大石神社の説明をよどみなくやってくれます。
我々は,大手門前の茶店(かん川本舗)で,サンプルの塩味饅頭をタダでいただきながら,
休憩を兼ねながら,その説明をタダで聞いているというアンバイです。
2回も同じ説明を聞けば充分でしょう,大手門の中に入りましょう。
入ると間もなく,大石良雄宅跡の前を通ります。
屋敷跡を見て,雪の降る討ち入りシーンや
長谷川一夫の姿が浮かぶのは我々の年齢のせいでしょうか・・(^^)
道なりに行くと 大石神社です。
大石神社の前には真新しい47士の石造が出来ていました。
新しすぎて,なんか神社には,なんとなく不釣合いな感じ・・・・
思う間もなく,境内では,元気のいい掛け声が聞こえてきました。
近づいて見ると,高校生の剣道の試合でした。
奥の大きな看板には,【義士討入り満三百年祭り】とありました。
先ほどの獅子舞もその一環なのでしょう,今年 平成14年の赤穂市では
色んな三百年祭で賑わうことでしょう。
神社をお参りすると,ほとんどの観光客は元来た道を戻るようです。
そして,赤穂城を見学した気分になるのでしょう。 昔の私のように・・・
でも,それは 大手門と大石神社をお参りしただけのこと。
ホントの赤穂城はその南側にあります。
本丸跡を中心に大きな公園になっている事を知っている観光客は少ないのではないでしょうか?
二の丸付近はまだ発掘中で一部立ち入り禁止ですが,
本丸跡は綺麗に整備されているので行ってみる価値はありそうです。
本丸の門の上には,簡単な展示物が公開されています。
土日だけの公開という事でした。
敷地を外回りする時に拝観できるようになってます。
本丸跡を入ると,だだっ広い石畳の広場ですが,ヨクヨクその石畳を見ると
本丸屋敷跡の間取り図になっています。
さすが殿様の住居ですネ,大きな池があり〜の,寝室がいくつもあり〜の,
風呂場もいくつもあり〜ので,間取りの説明を読みながら当時の生活を
想像してみるのも楽しいものですヨ。
唯一の高台は天守閣跡の天守台です。文字通り,台地なので
バビロンの塔跡のように見えて少し物悲しいですが,高台ということで眺めは殿様気分になれます。
ダミ声のオジさんの説明の一節を思い出しました。
当時の城は 満潮時には小船で物資を搬入できるように設計された
ハイテクの水城でもあったそうです。
その名残も天守台から望めます。
さて,本丸見学を終えたら,清水門から歴史博物館へ向かいます。
でも,もう西日もだいぶ傾き時,残念ながら拝観時間は過ぎてました。
ちょっと,赤穂城での寄り道に時間を掛けすぎたようです。
やれやれ,それでは本来の目的地・赤穂温泉へ急ぎます。
歴史博物館前を加里屋川沿いに南へ下ります。
総合体育館・市民病院を過ぎると海浜大橋に出ます。
その大橋にあったモニュメント,気にいったのでワンショット。
三つの夢が合体したとか,どうとかの説明がありましたが,
忘れてしまいました。笑い。
もう急げ急げ,歩け歩けの夕暮れ時でした。
ここからまだ1時間は掛かるでしょうネ。
地図に依ると,この辺から温泉地帯になるようで,内陸の温泉が数軒あります。
でも,海辺の赤穂温泉に拘る私,妻を励ましながら歩を進めます。
汐の香りがし始めた頃,二つ目の橋が見えて来ました。
その小さな橋を渡ると,ボートの繋留地になっているのか,
製造中・展示販売のボートが沢山並んでいます。
右端のやつで 300万円。
ゼロの表示が見易いので 3000万円などとは読み間違えないでしょう。
つまり, 3,000,000 円 (300万円)は 300,oooo と表示されてます。
こっちのほうが,日本語風で読み易いですね
これもアイデアと感心してしまいました。
お気に入りのがあれば,一つどうですか??
少し,先を進むと 田淵記念館なるものが見えてきます。
観光案内書に依ると,江戸時代この地で塩田・塩問屋を営んできた田淵家から
寄贈された美術品・古文書が保存されているそうです。
さすが,塩田の町,赤穂ですね。
でもここも,すでに薄暗くなってきて閉館。
これでは,温泉に入るどころか,日帰りで帰れるのかの心配もでで来る
そんな心配をしながらやっと赤穂温泉の歓迎アーチを越えることが出来ました。
赤穂温泉は,内陸部に 2 つ 海岸沿いに 6 つ 合計 8 つの旅館があると紹介されていました。
海岸沿いの温泉は,それぞれ瀬戸内海の朝日・夕日を眺めながら入浴できるようです。
入浴料金は,1,000 円 〜 1,500 円 ほとんどが露天風呂を有しています。
但し,宿泊客優先の為か,日帰り入浴時間を 午後の2時頃に制限している温泉もあります。
*そんな時間制限をする宿は,泊まり客を大事にするいい旅館だ とガイドブックにありましたが,
我々,日帰り者にとっては,痛し痒しですなあ。
目指す,かんぽの宿・赤穂 は旅館群の一番奥の方にあります。
もうちょっとガンバッテ歩こうかなとも思ったのですが,
帰りの時間を考えて今回は断念しました。もう日曜日の午後 6 時・・・大丈夫かいな?
残る旅館の中で,入浴料金 1,000 円 入浴時間 20 時まで可能な 対鴎舘 に決定しました。
温泉町を入ると 小さな岬が見えてきます。 沖の方には 小さな岩と松が浮かんで見えます。
【大石名残の松】と記された比較的新しい石碑が建っていました。
大石内蔵助が山科へ旅立つときに,名残を惜しんだという老松だそうです。
うまく出来た話だなぁと思いながらも内蔵助さんの心のうちを思い巡らせてしまいます。
海岸沿いは舗装された散歩道になっています。夕日を眺めるもよし,釣を楽しむもよし,
(散歩道の途中にある喫茶店でも又旅館でも 貸し釣道具を用意しています。)
そんなのどかな過ごし方のできる温泉地みたいです。
やっとつきました・・・・・ 対鴎舘 に
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赤穂温泉の良かったところ
海を眺めることのできる温泉は久し振りなので気分は最高です。
やはり,赤穂温泉は 新鮮な海の幸と 朝・夕の海の景色だそうです。
ロビーはゆったりと落ち着いた色調でした。
まずは腹ごしらえから,と思ったのですが,喫茶部もすでに閉店後。
ブツブツ言い出した嫁をせかせて,温泉へ直行。
露天風呂へは長い廊下を渡って行きます。
男風呂は 女風呂を通って階段の下に位置しています。
でも階段下のノレンを見ると 混浴もありそうなノレンで,
男風呂だけだと分かった時は,妙な期待が外れてガックリ・・・・(^0^)
脱衣場はひなびた温泉場の雰囲気のつくりでした。決して小奇麗とはいえませんが・・・
ピカピカの温泉よりも,私にはこっちの方が好きです。
内湯は今となっては,特に記憶に残っていませんが,
露天の方は とってもよかったです。
今でも,海苔の香りがプ〜〜ンと脳裏によみがえります。
ハイ,岩海苔 なのでしょうか,あの味付け海苔の香りが湯船から漂ってきます。
最初は,湯船の先に見える瀬戸内海の海の香りかと思ったのですが,
岩風呂の岩も,少しヌメリがあって黒く見えるし,湯船の中にも手掴みできる位のものも・・・
そういえば,脱衣場から露天へ入る時,排水溝付近だけが イカ墨のように黒くて,
ムムッ,全然手入れされていない! と顔をしかめたくらいです。
その黒いのは,岩海苔の色でした。
嫁に後で聞いたところ,ゴミが入っていると騒ぎ出したくらいで,
一緒に居た人に教えられやっと納得したそうです。
又,それがきっかけで,お風呂談義が弾んだとも言っていました。
まあ,人騒がせな岩海苔温泉ですが,海が身近に感じられて,いい気分でした。
効果の程はどうなんでしょうかね? イメージ的に 頭髪にも効果ありそうでしょう?
私,いつもの通り,(マナー違反を承知の上で) ザブンと頭まで浸かってしまいました。
ウウ〜ン,口元が 塩辛いのってなんの・・・・ ここの温泉塩からいです。
塩サウナとまでもいきませんが,十分に塩味が効いています。
ちなみに 飲用・不可です。 一生懸命飲んでも,効果はありません。
さて,さて,今日はいつものようにノンビリと浸かって居る訳にはいきません。
帰りのバスの時間が心配です。 ちょっと早めにあがります。
ここでの温泉の評価は,時間が足らなくて,ゆっくりチェックできなかったこともあって,
残念ながら ○ のみです。
ちょっと アンフェアーですが,申し訳ありません。
嗚呼ー,もうすぐ 8 時! 帰りのバスと電車あるんかいな?
今から大阪まで帰らなければ・・・・・・明日から又楽しい月曜日??
ゲッ,路線バスは終り,マジで急がねば・・・帰りの軍資金もちょっと心細くなってきた。
駅前の銀行に9時までに入らなければと,来た時以上のピッチで急ぎ足。
途中,赤信号を渡っている時,地元のパトカーから注意を受ける始末。
パトカーは走っても,タクシーは全然通らない。やはり世の中景気が悪いみたいですね。
ビッショリ汗をかきながら,9時のジャスト1分後に着きました,嗚呼ー,もう最悪。
温泉で過ごした時間より,赤穂城址で遊んだ時間の方が長かったような一日。
必死の形相で,やっとのことで,上りの新快速に乗り込んだという顛末でした。
オワリ 2002 年 4 月 14 日(日曜日・晴れ) バイバイ
さて,次はどこへ行きましょう?
【松帆の郷】淡路島
【ほの字の里】大阪府貝塚市
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